物価高の節約にも!家中の洗剤と掃除の仕方を見直してシンプル化を続けています。
突然ですがお風呂用洗剤は何を使ってますか?トイレ用は?洗濯に柔軟剤を使っていますか?
今まで風呂には風呂用、トイレにはトイレ用、洗濯には柔軟剤と酸素系漂白剤を毎回入れてましたが、
専用の洗剤と柔軟剤をやめました。
きっかけは忘れてしまったのですが
多分、物価上昇のニュースが連日流れるようになってからでしょうか・・・
買い物リストを作ってスーパーやドラッグストアに買いに行っても、物の値段がめちゃくちゃ高くなって量は減るというのを肌で感じるわけです。これはどなたも同意してくれるのではないでしょうか。
その上とにかく不器用なADHDなので、買い物ですらメモしていても忘れる末期症状を呈しています(笑)。
スーパーの売場ではいつも高いな、でも風呂用洗剤買わなきゃ、柔軟剤もないや・・・と迷っているうちに頭がぐちゃぐちゃになります。気がつけば1時間いることもザラ。
どうにかシンプルにならないか。
ついでに別々のものや必要ないものを買わないようにし節約できないか。
そう考えた結果、今までフツーに何の疑いもなくやってきた風呂用、トイレ用と洗剤を分けることと、洗濯用の柔軟剤と酸素系漂白剤をやめたのです。
具体的になにをどう辞めたか綴りたいと思います。
- トイレ・お風呂・拭き掃除の洗剤は中性洗剤に一本化
- トイレ用洗剤も基本的には同じです
- 洗剤の種類を絞ることで買い物も楽になる
- 洗濯に柔軟剤・酸素系漂白剤は使わないようになった
- 【まとめ】生活をシンプルに、楽に、そして節約にもなる!今までの常識を疑うことも必要!
- <!免責事項!>試す前に必ずお読みください。
トイレ・お風呂・拭き掃除の洗剤は中性洗剤に一本化
なぜ普通の中性洗剤でいいか、説明をしていきましょう。
主成分がどれも界面活性剤
LDKなどのいわゆる忖度なし系雑誌でたびたびお目見えする「ルックプラス バスタブクレンジング」。私もそれを信じて使っていましたので、この商品を「お風呂用洗剤」として説明していきます。
ある時ふと風呂用洗剤の成分を見ていたら、主成分が界面活性剤なんですよね。
界面活性剤は、キッチンの普通の中性洗剤に含まれる主成分でもあります。
つまりこれは中性洗剤なのでは???
と考えたのです。
冷静に考えれば風呂釜の汚れ=皮脂汚れで、キッチンの中性洗剤も油汚れに強い〜♪とCMしたりするくらいなので、同じ油脂汚れならどっちも普通の中性洗剤でいいはずです。
バスタブクレンジング以外の風呂用洗剤もだいたい中性洗剤です。
専用品はそれ用にカスタマイズはされているが、コスパが悪い
しかも上の「ルックプラスバスタブクレンジング」でシューッと放置して流すだけでいいのは風呂釜だけなんですよね。洗い場はきちんとこすり洗いをしてください、と説明書きがあります。な〜んや、放置していいのは風呂釜だけなんかい。
また、バスタブクレンジングの一番の特長はミスト状に吹きかけることができるそのスプレーボトルでしょう。
実のところ、ここに一番コストがかかっている気がします。
だって中身はそんなに変わらないんだから。
誤解を招かないよう、そしてメーカーの研究開発者の矜持に関わる部分でもあるため補足しますが、
ボトルやスプレーの形状だけではなく、風呂釜の皮脂をシューッとかけて60秒待つだけでいいように、中の洗剤の配合とか風呂釜にへばりつきやすい粘度とかが最適化されていると思います。
バスタブクレンジングがボッタクリと言いたいわけではないのです。
実際界面活性剤と一口に言っても、いろんな成分があるようで、ここまで来ると理解できるのは多分理系出身の研究者レベルなので正直なところ違いは全然わかりません。
消費者として考えるべきは
「こすり洗いしなくていいのは風呂釜だけ」
「界面活性剤の種類や配合、粘り、濃度などは最適化されているけど多分中身はあまり変わらない」
これらの利点だけで間違いなく割高の「ルックプラス バスタブクレンジング」を買うかどうか、なのです。
私は、この点において洗い場はゴシゴシこすらないとだめなこと、そして細かいところはチューニングされているものの、結局同じ中性洗剤ならそれほど効果は変わらないと考え、お風呂用洗剤を購入することをやめるに至りました。
なお中性洗剤そのままだと濃すぎてスプレーできないため、3〜4倍程度にうすめて使います。
トイレ用洗剤も基本的には同じです
しかし、我が家では敢えて「トイレのルック」を使い続けることにしました。
理由は酸性だから。
尿石汚れはアルカリ性のため、酸性の方がよく落ちます。
しかし基本的にはトイレ用洗剤も「トイレマジックリン」のように中性のものが多く出回っているため、毎日こまめに掃除できたり、安全性が気になるような場合は同じようにキッチンの中性洗剤を使いまわしできます。
ちなみに、うちでは、トイレ掃除では他に「キレキラ!」で拭き掃除し、そのまま続きにトイレのルックで便器をこすり洗い。
トイレブラシは使わず、使い捨てのニトリル手袋で便器の外、中、水のたまる所まで全部キレキラ1枚とトイレのルックを使います。安いビニール手袋だと破れて汚い水を触ることになるんですが、この手袋だといままで破れたことは一回もないです。
洗剤の種類を絞ることで買い物も楽になる
風呂やトイレだけでなく、家中の拭き掃除にも薄めた中性洗剤で十分です。
そのため中性洗剤は早くなくなりますが、それぞれを買い分けなくていいため買い物の手間はかなり減ることになります。これはとてもありがたい。本当に…。
その代わり、我が家では中性洗剤は「業務用キュキュット 4.5リットル」を購入。
さらに詰替え用スプレーボトルも数本購入しました。
【業務用】住居用洗剤 スプレー容器(空容器) 400ml(花王プロフェッショナルシリーズ)
洗濯に柔軟剤・酸素系漂白剤は使わないようになった
これも、私を買い物リストの苦しみから開放し節約につなげた考え方です。
当たり前すぎて、40年以上生きてきて洗濯に柔軟剤は要らないなんて考えたことはありませんでした。
特に昨今は香りつきの柔軟剤が流行し、商品棚はもはや香り付きしかない状態。私も臭くなけりゃいいっていう方なのですが、それしかないので使っていました。
柔軟剤を辞めたきっかけはHSPぎみな旦那氏から「香りがキツすぎる、柔軟剤無くてもいいんじゃない?」とクレームが入った(入れすぎとかではないです)こと。
そして調べてみたらなんと。
少なくとも日本で洗濯するなら柔軟剤は必要ないとわかりました。
柔軟剤は欧米発祥(ダウニーとかが有名ですね)で、硬水の欧米では洗剤だけで洗うと洗濯物がバシバシになるため開発されたそうです。
それが日本にも輸入され、日本のメーカーも販売するようになったのですが、そもそも軟水の日本では最初から必要のないものなのです。
旦那氏の頼みもあり、試しに柔軟剤を入れずに(さらに毎回投入していた除菌のためにの酸素系漂白剤も入れずに)洗濯洗剤(アタックゼロ)だけで洗ってみたところ、
_人人人人人人人人人人人人人人人_
> 何の問題もありませんでした <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
なにそれ、今までの柔軟剤って何?と愕然とするレベル。
ただのニオイづけのためだけに私はいままでどれだけ無駄な買い物をしてきたのだ…ッ!と過去の自分に教えに行きたくなる。旦那氏ありがとう。真実を教えてくれて。
一応それまで使っていた柔軟剤(レノア)とワイドハイターのような酸素系漂白剤は1本ずつ捨てずに置いてありますが、やめてから一回も使ったことがありません。常備していた詰め替え品は友達に譲ってしまいました。
部活やら工場やらのひどい汚れに対してはこうは行かない部分もあるかもしれませんが、トラック運転手をする旦那氏くらいの汚れなら全く問題ないようです。
【まとめ】生活をシンプルに、楽に、そして節約にもなる!今までの常識を疑うことも必要!
最初はもっと単純に考えられないか?なるべく楽したい、というのが出発で
洗剤類にかぎらず、常に「今当たり前のようにあるものに対し、改めて必要かどうか?」を自問自答するクセが付いたと思います。
昭和の高度成長期であれば、三種の神器と言われたテレビ、洗濯機、冷蔵庫は生活を激変させるに値するモノだったと簡単に想像できます。
しかしモノにあふれた現代は手に入れることで生活が激変するものはそうそう見つかりません。
逆に言えばなくても代用のきくものばかりに囲まれています。
そんな中で、今回の洗剤や柔軟剤以外にもこれは今本当に必要か?を常に問い続けるような生活をしていきたいとも思っています。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
<!免責事項!>試す前に必ずお読みください。
このページでは風呂やトイレ用と謳っていない普通の中性洗剤を使用すること、また柔軟剤を使用しなくてもいいと勧めています。しかし、使用に関してはあくまで自己責任でお願いいたします。当方で損害賠償責任は負わないことといたしますので、ご了承ください。