不器用40代女はシンプルに生きたい

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レンジは単機能で十分と思っている人にこそ勧めたい。基本の「あたため」で本領を発揮するハイコスパレンジ「NE-MS4A-K」のレビュー

突然ですが、あなたは腕時計を選ぶ時に何を重視して選びますか?

  • 安いものでいい
  • 軽いものがいい
  • かっこいいものがいい

 

…色々あると思いますが、もしこの中のどれかは「毎月1秒ずつ確実にずれる」と言われたらどうでしょうか?それを買うのだけは絶対避けたいですよね。

なぜなら、正確な現在時間を表示するのが腕時計の基本機能だからです。

 

それと同じく、とにかく「あたため」の基本性能をしっかりおさえ、ほぼ不満なく仕上げてくれるパナソニックのオーブンレンジ「ne-ms4a-K」を購入したのでレビューしたいと思います。

 

そして特に料理が苦手な人や不器用な人、単機能のレンジで十分だと思っている人にこそ試してほしいレンジです。あまりに便利すぎて世界観変わりますよ。

というのも私、10年ほど前の同じパナソニックのオーブンレンジが壊れたあと、一旦は単機能レンジを買ったのですが、そのあまりの性能差でNE-MS4A-Kに買い直したという経緯があるくらいです。

 

それとは別にあくまで不注意によるトラブルを起こしたというのもありますが、何が起こったかは下記に詳細を書きましたので興味があったら御覧ください。

 

yururitoikiru.hateblo.jp

 



NE-MS4A-Kのメリット

 

5段階の出力調整ができる!さらに一度の設定で出力を調整してくれる

 

800W・600W・500W・300W・150Wの5段階の出力調整ができる。

細かい調整ができるのはまずそれだけでメリットです。

出力の違いは、ガスコンロで言えば弱火・中火・強火という感覚。

 

出力設定は5段階



 

例えば温めすぎが心配なときってありますよね。めちゃくちゃ熱いとか。そういう場合は500Wで様子見ながら温めたり、アイスを溶かしたいなら150Wを使ったりするのは、単機能レンジにはできない芸当。これらを使い分けられるようになると正直手放せなくなります。

 

そして調理途中で火加減を変えなければいけないメニューにも対応していて、最初の設定だけで600Wで加熱→途中から150Wといったように、自動で変えてくれます。



この価格帯で搭載は唯一かもしれない高感度な「スイングする赤外線センサー」搭載

 

家電量販店で聞いたのですが、2万円代後半〜3万円台で「赤外線センサー」を搭載しているのは他にもあるのですが、NE-MS4A-Kが頭一つ抜けているのは「スイングサーチ赤外線センサー」を搭載しているというところ。

赤外線センサーが首振りになっていて、あたためムラがないようつねに監視しているようなイメージです。

実際あたためムラはとても少なく、壊れたオーブンレンジよりも性能が上がっていると感じます。Amazonのレビューでも同じ感想が多いです。

 

さらに便利なのは食品を複数入れても同じようにムラなくあたためてくれるところ。ご飯+おかず、とか焼きそば麺二袋とか入れてもしっかりムラなくあたためてくれます。

実際に量の違う冷凍ご飯(250g、150g)というやや難易度の高そうなミッションを試してみましたが、これも見事クリア。60度設定のあたためで、しっかり美味しいご飯になりました。

 

見落としがちな「物理ダイヤル式」

 

地味ですがこれはレンジを選ぶ際にしっかりチェックしてほしい項目。物理ダイヤル式は昔のレンジこそ標準装備でしたが、今はコストカットのせいかボタンしか搭載していないものも多くあります。

物理ダイヤルがないと、温度設定や出力設定をすべてボタン連打でこなさなくてはならない試練の連続になりますので、要確認です。

 

解凍やある程度の自動メニューも搭載している

安売りの豚肉をまとめ買いして冷凍したのはいいけど、いざ使う時に解凍してないってことありますよね。特に私は先々の予定を立てて行動するのが大の苦手なため、献立を立てるのすら一苦労です。

そういう時にも、スイングサーチ赤外線センサーできっちり温度管理しながらいい感じに解凍してくれるので重宝しています。

また、自動メニューもあるため、ぶっちゃけそのとおりに作ればソツなく出来るのは不器用さんに特におすすめです。

自動メニューではじめて作ったとろけるプリンも成功しました

 

デザインが良い

 

我が家はあまり気にしませんでしたが、デザインにも高評価が集まっているみたいですね。フラットなデザインでダイヤル部分以外は出っ張りがなく、とてもシックです。しかしデメリットにも挙げましたがデザインゆえの弱点もあります。



NE-MS4A-Kのデメリット

 

今の所長所が目立っていてこれといったデメリットは感じませんが、あえて挙げると下記の点です。

デザインを重視しすぎてボタンが見づらい

 

液晶画面は大きくて見やすいのですが、「あたため」や「解凍」「レンジ」などのボタンが白のアイコンと小さな文字だけなので、目が悪い人には見にくいと思います。

よく使う「決定」「とりけし」ボタンには突起がありまだわかりやすいのですが…。

ボタンが押しにくい・固いということはありませんが、見た目で判別がつきにくい点は注意したほうが良いと思います。



「ビストロ」シリーズとは違いスチーム機能やスマホ連動機能がない

 

パナソニックのオーブンレンジの「ビストロ」フラッグシップモデルではスチーム機能はもちろん、スマホで自動メニューを増やせたり、スイングサーチより高機能な「64眼スピードセンサー」を搭載していたりします。ちなみにこのセンサーはパナソニックだけだそうです。(量販店の店員さんによる)

 

パナソニック オーブンレンジ スチーム ビストロ 最高峰モデル 30L 2段 64眼スピードセンサー 時短料理 スマホ連携 ブラック NE-UBS10A-K



 

ただお値段もその分どえらい事に(^_^;)

NE-MS4A-Kの5倍近くも出して正直使いこなす自信がないです〜。

 

まとめ…オーブンレンジNE-MS4A-Kは価格・機能ともにコスパが良い

 

なんども言いたくなるほどにコスパが良いと思ったのは「あたため」という基本中の基本をほぼ完璧にこなしてくれるという点。

5段階の出力設定も便利ですが、なんと言っても温度設定で温められるのは食材の温度は無視して時間のみで設定する単機能レンジとは違い、温め過ぎで触れないくらいになったり、冷たすぎて何度もかけ直したりする手間がなくなるということは地味ですが本当にありがたいです。

基本機能に不満がないというのは目立つ長所じゃありませんが、これがキチンとできるとできないのとでは大違いですよ。